健康増進法の施行により、喫煙が可能な場所もどんどん減ってきていますね。
喫煙者にとっては肩身の狭い世の中になってきました。
自身の健康や周りの方々への影響も考慮すると、タバコは辞めたいと思っている。
でも、もう喫煙自体がルーティーンになっていたり
日々のストレスを解消するために吸ってしまう。
何度禁煙を誓っても、結局やめられずに吸ってしまう。
…めっちゃわかります！！！
私自身、何度も禁煙を試みては失敗してきました。
しかし、あることした時に意外にもあっさりと辞めることができたんです！
今回の記事では自身の体験をもとに、禁煙に成功した方法を解説します。
何度挑戦しても禁煙ができないという方は是非最後まで読んでください。
あなたの禁煙成功への一助となるかもしれません。
意外な方法、それは『掃除』でした。
結論から申しますと、部屋の掃除をしたことが大きな要因でした。
私の禁煙成功には複数の要因がありますが、誰でもできる『掃除』がオススメです。
あなたは普段どこでタバコを吸っていますか？
リビング、自室、トイレ、ベランダ、キッチンの換気扇の下
など、人によって吸う場所、吸える場所はまちまちかと思います。
換気扇の下ならうまく煙も吸ってくれるし、ベランダなら空気中に流れていくでしょう。
しかし、室内であればどうしても煙は充満してしまいますね。
実は意外に汚れている場所
私はタバコを辞める以前、６畳ほどのワンルームで生活していました。
特に吸う場所など決めず、どこでも吸っている状態で５年ぐらい住んでいたんです。
もちろん住んでる期間はそれなりに掃除はしていましたよ。
掃除機をかけ、クイックルワイパーで拭き掃除もして
キッチンもこまめに掃除していました。
キレイ好きとまでは行かないにしても、それなりに掃除はするタイプだと思います。
床は髪の毛とか食べ物のクズが落ちているのが気になるし、
キッチンや水回りは汚れも目立つので気になって掃除をする。
でも、意外にやってない場所ってあるんですよね。
見えているのに気にしていなかったところ。
それが『壁』だったんですよ。
煙に含まれるヤニで実はかなり汚れているんです。
普段気にしなかった壁を掃除しようと思ったのは、あるキッカケがあったから。
キッカケは引っ越し
それなりに長く住んだ部屋でしたが、５年の間に給料もある程度上がっており
新しいマンションに引っ越すことにしました。
新しい部屋に荷物をすべて移し、すっからかんとなった部屋。
敷金の返還のことを考えて、引き渡す前に掃除をしっかりしようと思ったんですね。
キッチン、トイレ、お風呂など汚れが付きやすいところを念入りに掃除
そして床も拭き上げました。
最後ぐらい壁も拭こうかと洗剤をシュッと一吹き。
すると洗剤の泡がみるみる内に黄土色に変色し、そのまま下に垂れていきます…
長きに渡る喫煙時のヤニが壁に蓄積していたんですね。
色の濃い壁紙だとそもそも気づきにくいし、
明るい壁紙でも徐々に色が変わっていくのであれば変化がわかりにくいものです。
あまりの汚さに驚きながらも、用意した雑巾すべてを使い拭き上げました。
あの汚れの原因となる煙、フィルターも通さずに自分でも吸い込んでしまっているという事実。
タバコで肺 が汚れる、そして副流煙の危険性などの知識は持ってはいましたが、
自分で改めて汚れを目の当たりにした時に、
このままタバコを吸っていてはいけないと、強く感じるキッカケとなりました。
まずは加熱式タバコに変えてみよう
私は長く紙タバコを吸っており、それが燃えるときの副流煙によって部屋の壁は汚れてしまっていました。
近年icosやglow、プルームテックなど様々な加熱式のタバコが人気になっており、
私も禁煙の半年ほど前から加熱式タバコに変えていました。
加熱式タバコであれば煙ではなく蒸気であるため、ヤニなどの汚れや副流煙の心配もありません。
プレゼントでもらったものだったので使っていましたが、
正直なところ私には合わないなと感じていました。
- 充電を気にしないといけない
- 連続で吸うことができない
- 本体が重く、咥えタバコもできない
- やっぱり紙タバコのほうが美味しいく感じる
私の主観的な感想であり、また加熱式タバコのメーカーによって仕様も異なりますが
自身にとってはメリットが少ないと感じ、次第に吸う量は減っていきました。
しかしながら、匂いや汚れの問題、副流煙による周囲の方への影響を考慮しても
紙タバコよりは加熱式タバコに変更するほうが良いかと思います。
おそらくですが、私と同じように吸う量も減ってくると思いますので
タバコ代の削減にもなってくるでしょう！
まだ紙タバコを吸っていて、なかなかタバコを減らせないのであれば
ひとまず加熱式タバコに変えてみてはいかがでしょうか？？
周りを思いやる気持ちが大切
もちろん当たり前です。タバコに関係なく、周囲に迷惑をかけてはいけません。
誰でもわかっていることでしょう。
しかしながら、気にしていても煙は流れていって誰かに降り掛かってしまうことも。
煙の問題以外でも、吸わない人からすると喫煙者のタバコの匂いが気になることも多いようです。
そういったところも含めて周りの方の気持ちを考える必要があるんですね。
ここからは余談と言いますか、私の個人的なお話にはなるのですが
先にお話した引っ越しと同時期ぐらいに彼女ができました。
その彼女はタバコの匂いが嫌いでした。
知り合って付き合う前は普通に吸っていたのですが、
自身の気持ちに気づき、付き合いたいと思ったときに
自然に禁煙しようという流れになりましたね。
愛のパワーです。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
自身の経験談ということで、すごく主観の多い内容になってしまっていたかとは思います。
私が禁煙に成功したのはいくつかの要因が重なったことが大きいと思います。
- 引っ越しのために掃除をして、汚れの酷さに驚いた
- 新しい部屋はきれいなまま使いたい
- 加熱式タバコに変えたけれども合わずに吸う量も減っていた
- 好きになった人がタバコ嫌いだった
これらが重なったので驚くほどあっさり辞めることができました。
これと同じことをしたら禁煙できるかも…と言っても再現性が低いですね。
私が思うに、やはり掃除をしてタバコの有害性を再認識したことは重要でした。
目に見える形でショッキングなことが起こったわけですから。
だからこそ、一度普段喫煙している場所を掃除してみてください。
自宅ではベランダで吸っているという方は、会社の喫煙所を掃除してみるのもいいかもしれません。
普段は誰かが掃除をしてくれていて気がついていないかもしれませんが、
ヤニがついた壁や、灰皿の中。水に吸い殻が溶け出てとっても臭くなっています。
掃除をすることで、きっとタバコが身体にとってかなり有害だということを実感してもらえるでしょう。
これまで何度も禁煙に失敗しているというあなた！
アドバイスの一つとして一度試してみてください。
我慢して辞めるのではなく、タバコに対する意識を変えていきましょう。